2016.05.06 Friday
みんなの学校 ☆大空小学校☆
保育園のママ友が見たよと連絡をくれて知った「みんなの学校」というドキュメンタリー映画を見に行きました。
ドラマ マザーズ(17歳の実母)の撮影が行われたところです。(愛知県知多市)
みんなの学校 あらすじ
大阪市立大空小学校。大阪市住吉区にある公立小学校。2012年度の児童数・約220人のうち、特別支援の対象となる数は30人を超えていたが(通常学級数6・特別支援学級7)、すべての子供たちが同じ教室で学ぶ。教職員は通常のルールに沿って加配されているが、地域の住民や学生のボランティアだけでなく、保護者らの支援も積極的に受け入れた「地域に開かれた学校」として、多くの大人たちで見守れる体制を作っている。学校の理念は「すべての子供の学習権を保障する学校をつくる」であり、不登校はゼロ。唯一のルールとして“自分がされていやなことは人にしない 言わない”という「たったひとつの約束」があり、子供たちはこの約束を破ると“やり直す”ために、やり直しの部屋(校長室)へとやってくる。テレビ版「みんなの学校」の放送後には全国各地から、支援を必要とする子どもたちが数多く、校区内へと引っ越している。
ハッチが発達障がいを持つ小学生なのでとてもリアルに感じ、本当にこんな校長先生がいるの?と驚きと感動でした。
やっぱりトップがこういう人だと皆ついて行けるし、ひとつになって学校をつくることができるんだな〜と、、、
両親が朝から働き、寝坊して学校に来ない子は先生が迎えに行き・・・
全部の先生が、何かしら障がいや問題のある子供たちの情報を共有していて、たくさんの目で見ているのもすばらしいと思いました。全部の小学校で上映会をすればいいのにと思いました。
自分の子どもさえよければ・・・というのはたぶんないです!最初はあった人たちもきっと変わると思います。
校長 木村泰子(きむら・やすこ)
2006年4月の開校時から大空小学校の校長を務める。「すべての子どもの学習権を保障する」という理念のもと、教職員や地域の人たちの協力の下で大空小学校を作ってきた。教師歴は40年を越えるが、校長となったいまでも子供たちと直接話す機会が多く、1年生と6年生の体育も受け持つなど、学校のすべての子供たちのことを知っているベテラン教師である。「自分がされて嫌なこと」を他の子にしてしまった子供たちは校長のもとに来て、「やり直すこと」を誓う。
↑この女性の校長先生の本音がすごくいいんです。
なんらかの障がいの子たちはありのままですが、その子どもを見る大人の目線が変わるとすべて変わってくるというのは、ものすごくよくわかります。
ハッチも例えば「この子の障害はどんなか見てやろう」と悪いところ探しをする・・・感じの人が一緒に車に乗ったりすると、落ち着きがなくなりパニック気味になります。逆におおらかな目線でみてくれる人といると全く違う態度になります。そういうとこはとても敏感で繊細なのが発達障がいの子どもたちだと思います。
だから、大人や周りの子どもたちの対応が理解ある態度でわかろうとしてくれる人たちの中にいるとどんどんいいところを発揮できると思います。本来とてもやさしい子たちだと思いますから。
映画は二時間弱ありました。深夜でもいいので、テレビで放送してもらいたいです!
みんなの学校上映会スケジュール