家の中でも療育はたくさんできるかも

 

2018/5/26のお話です。

 

ハッチは時々、自分のスペースをきれいに片づけたり、リニューアルするのが好きで、タンスの位置を変えてみたり、壁に貼るものを変えてみたり好きにやっています。

 

 

古い教科書も片づけていたので、私も連絡帳を1年生〜3年生までのものを一年ごとにまとめることにしました。

先生もいろいろ書いてくださいますが、私も夏休みや週末の出来事など詳しくワードで書くこともあって、そのときあった出来事や問題がよくわかります。

 

 

体育や理科・社会は通常学級で皆と一緒に勉強しているようです。

国語や算数はやはり難しいものがありますね、、、

 

ファイルをまとめたものを見せたら、ハッチは大喜びでした。「僕こんなに頑張ったんだ!!」と自分で自分をほめていました。視覚化すると本当にいいんだなということは、1年生のころから巻物カレンダーでよくわかりましたが、それに似ていて、がんばった分、やってきたことが形になって目に見えるので自信にもつながるような気がします。

 

 

デイで書いてきた「平成」

上手に書けたものは一定期間、壁に貼ってます。「上手に書けたね〜」と言って。

日常の中で療育できることはたくさんあるようです。

ナナッチ年長、ハッチ小3になりました♪

 

ナナッチ年中のときの制作の作品をリビングの障子に貼りました。

 

なかなか大胆な作品が多くのびのびとしています。

 

 

ナナッチが年中になると、ハッチが毎日のように「今日は誰が休みだった?」と聞き、ナナッチが「●●くんと・・・」と話だすと、「え〜また休みだったの?なんで?お熱だったの?」と聞くと、「おうちの用事」とか「●●くんは今日は来たよ」とナナッチが言うと、「よかったね〜。じゃあ○○くんは来た?」としっかりハッチは名前を覚えて会話していて毎回笑えました。

 

最初はママッチとナナッチの会話だったのが、ハッチがパターンを理解して私が聞くより先に今日は○○くんは来たのか?休みだったのかと聞くようになりました。

 

そういう会話を二人がすることを一種の成長だと思ってうれしくなりました。

 

ナナッチいまだにアンパンマン大好きで、女の子らしいアニメは全く見ず、なぜかトーマスをよく見ています。

ハッチが見るドラエモンやクレヨンしんちゃん、コナンくん、サザエさん、ちびまる子ちゃんを一緒に見ています。

 

 

 

ナナッチ、年中さんからお風呂でも洗髪→コンディショナー→体を洗うとしっかり覚え、お風呂からあがったらローションとクリームを塗りドライヤーとできるようになりました。

 

さすがに文字も覚えたり書く練習をしないと来年から小学生になるので、机を用意してみると、キーボードやら粘土やらうれしそうに自分の机で遊ぶようになりました。ハッチをいつも見ているので勉強しなければいけないことはよ〜くわかってます。

 

が、ハッチのように文字に興味を示さないので、同じ年の子に比べたらたぶん相当のんびりペースです。

ハッチは文字に興味を持ち、DVDを自分で何度も見て覚えましたが、ナナッチはそういうことは自分から全くしません。

小学生になるまでにひらがなカタカナくらいは読み書きできるように頑張ろうか・・・と思ってます。

 

 

 

ハッチは先日、3年生になって初めての授業参観や懇談会や家庭訪問がありましたが、授業参観で様子を見ていると、しっかり授業を受けていて感心したのと、家庭訪問でも3年生の女の子のお友達が遊びにきたり、3年生のクラスに遊びに行ったりしてうまくやっていると言われた通り、女の子のお友達二人がハッチと遊びに来てくれていました。

 

担任の先生が「ハッチくんは3年生の女の子に人気があります」と仰ってくれましたが、照れる純粋な感じがかわいいと思われているのか、支援学級の女の子と普通学級の女の子と同時に遊ぼうと誘われたりすることもあるようで・・・学年が上がるごとにどうなるんだろうという心配もあり。人とのコミュニケーションの取り方は常になんとかうまく教えていかないとな〜と思います。

 

私が髪をカットして「かわいい〜とか格好よくなったよ〜」と言うと、「うん、じゃあ〜○○ちゃんにも言う」と言うので、「それは言わなくていいよ〜。自分から格好いいでしょう〜とかいうと自慢してるように思われるから言わないでね〜」と言うと、なんとなく「あ!そうなの?それ言ったらだめなの?」とわかるようです。

 

ハッチが今はまっている遊びは家では少し前はくみくみスロープでしたがプラレールに戻りました。

それ以外は、とにかく私のマネでレターパックを自分も使いたい、教えて欲しいと私のお古を使って自分用に書き換えてガムテープを貼り直して遊んでいます。

 

常にカレンダーを貼ったり、私が貼っているものを「これは何だ?あれは何だ?」と質問してマネしています。

私のスペースで勝手に何か使ったり変更したりすると私が激怒するので、「お母さんちょっと○○借りるね」とか「ちょっと失礼しま〜す」と言って用紙を持って行ったりして笑えます。

 

 


 

ハッチ小学2年生終了〜♪

 

 

ハッチの小学2年生が終わりました。

 

3学期最後の参観日には、支援学級の皆がピアニカでいろんな曲を引いてくれてこんなにたくさんの曲が引けるようになっていることにびっくりしました。ハッチが次の曲次の曲とリードしていましたが、最初は緊張もあり自分のペースで進めてしまっていましたが、最後のほうは、周りを見て、皆が準備できたら一緒にスタート!ということが出来るようになっていました。(先生の声かけのおかげで・・・)

 

自分の特技を見せるところでは、コマをやってくれましたが、家では一度もみたことがない技をやってくれて、それもまたびっくり!!

 

給食も、皆、残さず全部食べれているようで、すごいことですね。ハッチはあまり好き嫌いがなく食では困りませんが、発達障害があって偏食になってしまう子は世の中では多いと思います。その中で皆で頑張って、残さず食べるという意識で頑張っているのがとてもこのクラスらしいと思いました。

 

授業も1年生の頃は名前も授業もひらがなで書いていましたが、2年生になり、名前も授業も漢字で書けるようになりました。

生活や体育は2年生と一緒にやっているようです。

 

1年生で放課後等デイサービスに慣れたので、小学校の放課後スクールに行くようになって、小学校のお友達も増えて、学校に行くことがとても楽しくなったようです。

 

支援学級の担任の先生に、ハッチくんは、精神年齢は同じ二年生の子より上を行っているところがあると言って頂き、とてもうれしかったです。本当に下の子にもやさしいところがあったり、勉強の意欲が高かったり、どう支援していいのかわからず野放しにしていた保育園時代を思うと、確かに精神的にも成長していると親ばかですが思います。

 

 

 

 

放課後等デイサービスでも、1年生の頃は、嫌なことがあると「行きたくない」ということもありどうしても苦手な子がいるのが原因のようだったので、デイの場所を変更してもらったこともありました。

 

そういう経験も無駄ではなかったようで、2年生になってからは、苦手な子(手が出る子、動きが荒い子)がいたとしても自分なりに解決しようとしています。すぐに、もう行かないとか辞めたいとかは言わなくなりました。

 

デイでも1年生の子がいるとそれなりに面倒をみているようで、デイのスタッフさんに誉めて頂きました。

 

BPの説明会でもそうですが、養親希望ご夫婦や泣いてる赤ちゃんのことをハッチは気にしているのがわかります。

 

だから、輪になって交流しているところに入っていって、赤ちゃんを抱っこしに行ったり、皆の様子を伺うところがあります。

 

本当にこの子は自閉症なのか?と思うときは多々あります。だから、自閉症だからこう・・・と決めつけてはいけないといつも思うようにしています。

 

これだけ色んな人とコミュニケーションを自分から進んでしようとするのは、環境の力も大きいと思います。

 

とにかく色んな人達の中で過ごす環境があるということ。

 

 

 

 

今は、私の父のお見舞いがあるので、スペシャルオリンピクスのサッカーはお休みしています。

 

本人にも確認すると、デイの「日曜デイ」という特別色んなところにおでかけするのが楽しいそうです。

 

トランポリンだったり、交通ルールを学ぶところだったり、おせんべいの里だったり、水族館だったり子どもたちが行きたいところに連れて行ってくださるので、本当に助かっていますし、良い経験になっていると思います。

 

BPで説明会等のときの様子を見ても2,3歳のころはとにかく多動で落ち着きがなく言葉も出ず、気持ちの切り替えができなくて、癇癪を起こすことも多かったんですが、小学生になり色んな体験を積んで癇癪も少なくなりました。
それでも一年生のころは学校が終わると頑張った反動もあってか、おもちゃ買って〜の癇癪がすごい時期がありましたが、2年生になってからまったくそれはなくなりました。

 

デイのあとも興奮してスムーズに家に帰れず、どこかに寄ってから帰るというのもなくなりました。

色んな事への理解が深まっているのかもしれません。

 

つい先日の休日のことですが、、、
2階の部屋からお隣の車が見えて、「○○君が返ってきた!」と窓を開け、○○君のお母さんに向かって「○○君は???今日は雨ですね〜。どこ行ってきたの?」と会話のキャッチボールが出来ているのがすごい!と感心しました。
ちゃんと会話になっているのです。昔は一方的に話しだすことが多かったんですが、「今日は雨ですね〜」には笑いました。


 

寝る時と寝る前のトランプ♪

 

 

先日、少し雪が積もりました!

 

ふたりとも大喜びで、ハッチはこの日「日曜デイ」がありました。

 

 

ナナッチは庭で雪だるま作り〜

 

ハッチはデイで雪合戦やら雪遊びで楽しかったようです。

 

デイAは月2回程度土曜日デイがあり、デイBは月2回程度日曜デイを開催してくださり、色々な場所に連れて行ってくださいます。(とても良い体験になります)

 

 

ハッチ、学校でしめ縄を作って来てくれました。お正月はハッチのしめ縄を飾りました。

パパッチ「すごいな〜」と感動してました手

 

 

冬休みの宿題は出来るところだけで良いということで、、、作文はデイでクリスマス会があったとき、自分から書き始めました。

 

なかなか作文は難しいようですが、少しずつ書けるようになってきました。

 

が!やはり、国語は弱点!言葉も言い間違いなど結構あるので、くもんを「さんすう」から「こくご」に変更してもらいました。

 

 

今のところ、短い文章からのスタートなので、嫌がらず宿題もやります。

 

学校の放課後スクールで、トランプをしていたグループがいて、自分も参加したかったように見えたので、その日の夜「トランプやろうか?」と言ったら大喜びするハッチ。

 

神経衰弱とババ抜きのどちらかを毎晩寝る前に一度だけ勝負するようになりました。

 

ナナッチも楽しみにしていて、神経衰弱得意です!

 

大人も一緒にたのしめます♪

 

そして、寝る時・・・

 

大人の布団ふたつと子供用ひとつを敷いているのに・・・

 

ママッチの隣はハッチはしょうがなくナナッチに譲りますが、足元にハッチが入ってきていつもひとつの布団に3人で寝ていて、ものすごい窮屈です泣

 

そして、冬は寒いので自然に掛け布団の取り合いになっていて寒くて何度も目が覚める汗

 

 

本物のドーナツ屋さんと年賀状

 

今年最後の投稿になると思いますゆう★

 

大掃除の前に年賀状・・・汗

 

 

今年は、出来るだけ漢字で書くようにとがんばりました。

 

担任の先生だけじゃなく、「校長先生にも出す!」何を書くのかなと思ったら「べんきょうがんばります」と書いていましたあ

 

校長先生は、はじめての小学校見学のときに、ものすごい落ち着きがなく目に入るものをすべて口に出していて、「飴あげる〜」とか校長室の「テレビ見る」とか言っていたので落ち着いて勉強できるかかなり心配されたと思いますが、担任の先生が飽きない授業をしてくださるせいで、授業参観でもびっくりするくらい落ち着いて勉強しているので、校長先生が誉めてくださるので、期待に答える意味での「べんきょうがんばります」なんだと思います。

 

冬休みも、学校楽しかった〜と何度も言って、ぷりんときっずから英語やら漢字やらダウンロードを頼まれ、プリントを自分で丸付けしています。

 

ナナッチもやっと重い腰をあげ、ちょっとずつひらがなを書く練習を始めました。

 

その丸付けもハッチがやりますエリザベス

 

「ここ、丸くなっちゃだめ!!」と先生きどりです笑

 

 

年賀状を漢字で書いて頑張ったご褒美を自分から「ご褒美あげたい」と・・・変な日本語で言うので、ご褒美に本物のドーナツ屋さんに行くことにしましたあは

 

一人一個ずつにしようねと話していたのに、ハッチいきなりお店の人に二つ注文してしまい、一人二つずつになりました。

 

 

今年お世話になった皆様、ありがとうございました虹

 

良いお年をお迎えくださいハート

 

 

☆ママからのプレゼント♪

 

 

24日のプレゼントはサンタさんからのものだけにしました。(クリスマスはサンタさんから欲しいもの一つ。誕生日は親から欲しいものを一つだけもらえるというルールにしました)

 

 

 

 

you tubeでマーブルなんとかを説明している動画があって、英語で言っているんですが、ハッチはめちゃくちゃ英語でマネをします。(笑っちゃいます)

 

 

 

25日に、ナナッチの産みのお母さんからのプレゼントを渡しました矢印

 

「ハッチ読んで〜」それぞれのクリスマスカードを読んであげるハッチ。

 

 

ハッチにも頂きました。

 

「くふうの図鑑」を見て、お〜!!!と興奮するハッチ。

 

なぜかというと・・・

 

 

数日前にママッチが二人で見れる本「せいかつの図鑑」という本を買っていたからです。(かぶらなくてよかった〜!しかしなんという偶然)

 

ハッチはたくさんの字が書いてあるのは、読めても理解をしながら読めないので、意味がわからなくて面白くないのかも。

 

写真や絵が多いものは、見てそれなりに理解できるので、図鑑を買ってみました。

 

最初はあまり興味なさそうでしたが、ひとりで開いて見ていたり、これはどうやるの?と聞いてくるようになりました。

 

 

 

 

ナナッチには、双眼鏡を頂きました!!

 

見せて見せてと取り合いです0口0

 

 

 

 

いろんな景色を見るね〜<ナナッチ>

 

素敵なプレゼントをありがとうございましたクローバー蜂

 


 

サンタさんからのプレゼント2016

 

ハッチの発達外来のときにクリスマスプレゼントのことで主治医の先生に相談しました。(一年前)

 

ママッチ「クリスマスプレゼントがニンニンジャー関係で、あれもこれもと結局たくさん買うはめになってしまいました汗どうしたらいいんでしょうか?」

 

先生「クリスマスプレゼントは欲しいもの1つね!」

(うちは仏教だからクリスマスプレゼントはありません…などはもちろんOKとのこと)

 

 

 

 

今年は失敗しないように、ハッチに説明。

 

「サンタさんは欲しいものひとつしか持って来れないから、ハッチが本当に欲しいものを○日までにこの紙に書いて!お母さんサンタさんにメールするから」

 

ジュウオウジャー見てないのに、ジュウオウジャーキングセットとか言ってるので(すごい高いしニンニンジャー関連が嫌というほどまだあるので冗談じゃない!と思い)

 

「くみくみスロープの部品で、ジャンプしたりする大車輪セットっていうのがあるよ!すごいよね〜ジャンプするんだよ!」と言ってみたところ、「大車輪セットにする!」と大喜びちゅん

 

ナナッチは、「りかちゃんのミスタードーナツショップが欲しい」(りかちゃんは持ってないけど…)

 

 

 

 

朝、起きたらプレゼントが置いてあるのに二人とも大喜びで遊び出しました。

 

さっそくドーナツ屋さんごっこ。りかちゃんがないので、もってる人形で!

 

ハ「抹茶2枚とストロベリー3枚でお願いします」

 

ナ「お持ち帰りですか?」

 

ハ「ここで食べます」

 

(ぱくぱくと人形に食べさせる)

 

うまく遊んでるじゃないの〜お買いものの練習にもってこいだわ〜と思っていると、ハッチが「本当のドーナツ屋さんに行きたい!」と言い出し「じゃあ、ひとりで買う練習してみる?」と言うと、「うん!」

 

二人ともお休みのときにドーナツ屋さんに行く約束をしました。

 

 

 

 

ごっこ遊びに飽きると、くみくみスロープジャンプ・大車輪セットでもふたり仲良く遊び出しました。

 

パパッチは夕方帰れるということで、ケーキを買ってきてくれましたケーキ

 

 

 

 

ハッチは、前日くもんのクリスマス会に参加して、24日はデイのクリスマス会、もうひとつのデイでもクリスマス会に参加して毎日のようにクリスマス会がありました!!

 

 

 

その間、ナナッチと私はおじいちゃんの老健に行ったり、義母は腰を圧迫骨折していたりとばたばたしていたので、ご飯作れない!(作る気力もない)ので焼き肉になりました。

 

ナナッチの産みのお母さんからのプレゼントは25日に渡すことにしましたスマイル

 

つづく


 

ハッチの失恋

 

ハッチは、小1のときは、平日の放課後はデイサービス(二カ所)に行っていましたが、小2になって、くもんのある日はデイに行かないのでくもんに行くまでの間、学校の○○スクールで遊ぶようになりました。

 

授業では体育は二年生のクラスに入ってやっているようです。

 

先日の学芸会もあったので、二年生との交流が多かったものあり、○○スクールである日二人の女の子からお手紙をもらいました。

 

ハッチくんといるといつもたのしいよ・・・みたいな感じのことが書かれていて、それを読んだハッチは、舞い上がって「お手紙もらった。☆ちゃんとデートする!」とすごいことになってしまいました。

 

「☆ちゃんはスカートをはいて、ぼくは赤いリボンするの(蝶ネクタイのこと)」

 

「日曜日にココイチカレーに行く!」と決めています。

 

「え〜、いきなり無理だから〜。○○スクールでもっとお話して仲良くなって約束しないと」

 

でも、ハッチの頭はデートで頭がいっぱい。なんてませてるんだ!と思いながら、とにかく○○スクールで遊んでみたら?と言って様子を見ることに。

 

すると、次の○○スクールで☆ちゃんが他の男の子が好きだということがわかったようで・・・撃沈するハッチ・・・

 

「☆ちゃんは○くんが好きなんだって。」(おわり)

 

「やっぱりお母さんが一番好き」(その手に乗るか!)

 

空気が読めない男のレッテルを貼られないように、ひとつずつ地道に女の子との距離感を教えていかないと!

 

 

 

空気が読めないといえば・・・

 

先日、ハッチの通うデイの交流会がありました。(参加できる母親のみ)

 

そこで、子どもの問題というか課題について話していると、やはり人との距離感が難しいという共通点がありました。

 

少し遊んだだけですぐに友達と思ってしまうとか、遠慮ない行動まで行ってしまうとか、、、

 

ハッチも小1になったばかりの頃は、人との距離感が全くわからなくて、全員にバイバイ〜と言っていたり、お兄ちゃんたちが集まっているところに入って遊んでもらおうとしたり、、、これはまずい!ということで大人の目があって遊べる場所(放課後等デイサービス)を即申込みました。

 

小1の頃は学校やデイやサッカーなど新しい環境に慣れるだけという感じでしたが、小2にもなるとデイで誰と誰がきて、先生は何人いてとか状況を話せるようになりました。

 

デイの中でもお友達と一緒に遊ぶことが出来るようになったり、ゲームも理解して出来るようになったり、誰かがお休みだと「なんで○○くんはお休みなの?」と聞いて、理由を聞くと「残念だね」とか言えるようになったようです。

 

 

 

 

「コミュニケーション」は大きな課題ですが、低学年の今はとにかくたくさんの人たちの中で過ごして皆と遊ぶと楽しいと思えればいい時期なのかなと思います。

 

自分が集中しておもちゃで遊んでるときは、基本ひとりで楽しみたいところも、お友達が入ってもいいよと言えるようになったり少しずつハッチなりにコミュニケーション力は上がっているのかなと思います。

 

デイで交流会の場を作って頂き、他の小学校の支援学級のお話も聞けたり、就職や結婚についてどのように思っているかなど聞けたりしてとてもよかったです。


 

ハッチ小学二年生、二学期(生活面の変化)

★放課後等デイサービスで習字をしました(ハッチ)

 

ハッチ、7才で小学二年生です。
二年生になって出来るようになったこと。

 

まずは、九九を覚えました。
もともと数字が好きなのと、九九クエスト(進研ゼミ)というゲームをクリアしたいという動機だと思います。

掛け算の概念はわかってないと思いますが、覚えるのが楽しそうだったので、そのときは九九のゲームも九九の歌のyou tubeも見ていいよということにしていました。

 

2歳の終わりからひらがな、カタカナ、数字、アルファベットのDVDに興味を持ち、散々見せていたら、覚えたので、興味があるときに覚えるのが一番かなと・・・

 

 

★ハッチがママッチに宿題を出しました


勉強で言えば、最近、私に宿題を作って「今日はこの2枚ね」とか「宿題ちゃんとやってよ〜」としつこいので、「じゃあお母さんも宿題作るね」と言って、漢字で名前が書けるようにプリントをつくりました。

 

 

★ハッチが作った宿題(さんすう)

 

ハッチの作った宿題に答えを書くと、「じゃあ、丸付けするね〜」と言って、「はい丸、丸、丸、・・・残念!99点」とか言いながら先生になりきって採点するので笑っちゃいます。

 

★ハッチが作った宿題(こくご)

 

すると、私が作った宿題にもちゃんと答えてくれて、名前を漢字で書く練習を2,3枚したところ、しっかり覚えたようです。

デイサービスで習字をしたときに、自分で漢字で名前を書いたようで、習字の先生も「漢字で名前が上手に書けます」と書いてくださいました。

 

生活面、その一(カレンダー)

 

その他、生活面では、1年生の頃から始めた巻物カレンダーから1カ月ごとのカレンダーに変わり、すっかり1年が12カ月だという事を理解して、残りが(2枚)11月と12月のカレンダーを見て「残りあと2カ月だね〜、2016年もあとちょっと」等と言うまでになりました。

「2016年をクリア」する感があるようで、わくわくしている様子のハッチ。

そして、2016年の最期、12月にはクリスマスプレゼントがサンタさんからもらえるとテンション上がりっぱなし。(まるで一年間のご褒美だと思っているよう・・・)

 

生活面、その二(洋服)

 

見えるタンスにしたところ、洋服を自分で選び、暑い時、寒い時に着る服を意識して選ぶことができるようになり、11月は寒い!季節になってきたので、「長いズボンが足りない、お母さん○○で買ってきて!」と言うようになりました。

洋服は、「これはどこで買ったの?」といちいち聞いてくるようになって、どこで買えばいいのかも確かめるようになってきました。

 

10月に「こたつ」を出すことも、11月に「ガスファンヒーター」を出すこともわかって、ちゃんと出てくると大喜びするハッチ。

 

 

生活面、その三(時間とご飯)

 

小1の頃は、(学校にスムーズに行けるよう)朝テンションをあげるのに必死だったママッチ。

時間の理解もなかったので、ご飯の時間はタイムタイマーで残り何分とわかるように意識させたり、時計を見るように意識させたり、出発時間を意識させたり朝からやることがたくさんありました。

 

しかし、二年生になって、学校に行きたくないというのがほぼなくなってうそのように楽になってきました。(一年間通学していろんな面で慣れてきたと思います)出発時間もわかっていて、ぐずることなくスムーズに登校できるようになりました。(まだ何も言われずすべて自分で!とまでは行きませんが)

 

そして、「明日の朝ご飯何にする?」と毎日聞いてきて、「明日はご飯とみそ汁と目玉焼きとプチトマトときゅうり(の酢漬け)」とか「明日はらーめんにしよう」とかいちいち自分で決めてくれます。

りんごがあるときは、「明日の朝はホットケーキにリンゴを入れよう」とまで指定してきます。(朝から一緒に作ります)

 

夜ごはんまでも「今日の晩御飯何にする?」と聞いてきます。

そうなって来てから、デイのあとにどうしても「買い物に行きたい」とかそういうのがなくなって来ました。「もうご飯にしよう」と言うと、「今日は買い物あきらめよう〜」と言って自分で納得してます。

 

生活面その四(デイ)

 

今は、平日の3日間はデイで、2日間はくもんに行ってますが、くもんに行くまでの間、小学校で放課後を過ごす○○スクールも活用させて頂くことにしています。(高学年になるとほとんど活用しなくなるそうなので、低学年のうちに体験させるため)

 

小1の頃はデイで苦手なお友達(手が出る子など)がいると行きたくないと言っていかないこともありました。

今は積極的にリーダーのような役を務めたり、デイを嫌がることはなくなりました。「苦手な子がいる」=「行かない」というのがなくなったのも、デイの経験が増えたからだと思います。すべて経験が強みになっているような気がします。

 

2年生の二学期から始めた○○スクールでは、小学校のお友達とも遊べるようになってそれも新鮮で楽しいようです。好きなおもちゃで集中して遊んでいたり、少し上の学年の子に相手してもらっていたり、ボランティアの方に相手をしてもらってバスケットボールをしたり、色んな遊びが出来るのが楽しいようです。

 

支援学級のお友達がいてもいなくても楽しんでいます。デイでいろんな学年のお友達と遊ぶことに慣れていたので、違和感があまりないのかもしれません。

 

小学校は「8月に夏休み」があって、「12月から冬休み」に入るということもわかり、そのメリハリも楽しんでいます。

 

保育園から小学校に上がり、たくさんの人たちの力を借りて、驚く成長を見せてくれましたが、二年生になって更に新たな成長を見せてくれて、本当に保育園の頃を思うとまさかこんなに色々出来るようになるとは思いもしなかったです。

 

ハッチが自分から「〜したい」ということは出来るだけやらせてあげたいと思います。

 

 

★とこやさんの張り紙を書いてくれるハッチ

 

 

生活面その五(散髪)

 

ハッチもナナッチもまだ、私が髪をカットしていますが・・・

 

二人の髪を切りたいときに、「明日の○時からママッチ美容室やるから一番にカットして欲しい人は並んで待っててね」と言うと、張り紙を作ってくれます。そして、一番争いがすごい(喧嘩になりますが!)

 

保育園の頃は、カットも怖がるので、スマホを持たせて意識をそらしてカットしたりしてましたが、今は、鏡の前に座らせて、「お客さん、好きな食べ物は何ですか?」と美容師とお客になりきるとそれだけで、怖がらずカットができるようになりました。

 

返事も「はい・・・○○です・・・」と敬語でちゃんと答えてくれるハッチです。

 

床屋さんの練習です蜂


 

生活=療育

ブロック長会議の記事のつづきです。

 

 

翌日のホテルでの朝食は、もう慣れたもんで、自分で好きなものをお皿に持ってママッチがいなくても勝手に食べているハッチ。
(基本、ご飯とみそ汁、おかず、フルーツ、ヨーグルト、オレンジジュース等まんべんなく選びます)

 

食事に関しては好き嫌いがあまりなくとても楽です。ナナッチのほうが食わず嫌いが多く大変です!それでも少しずつ野菜も食べるようになってはきてます。丈夫になろう!と努力しているようで、保育園の給食も頑張って食べれるようになってるようです。

 

ママッチが時々自分だけ玄米を食べるので、挑戦してみたいと思ったらしく夏休みに玄米と納豆を朝ご飯で食べることができました。(でもやっぱり白いご飯のほうがおいしいと玄米は好んでは食べませんが!)

 

ハッチは特にくだものが大好きで、包丁で勝手にりんごや梨を切って食べてしまうほどです。

 

家でも夜お風呂に入らず寝てしまったときは、朝ひとりでシャワーを浴びて着替えて、ドライヤーもかけます。
皮膚が乾燥しやすいので、お風呂上がりには、皮膚科でもらったローションとクリームを塗り、かさぶたがあれば自分で薬を塗って布を貼りガーゼのテープをします。(自分でするのが楽しいようです)

 

今は、一日のやることの流れをざっくりと一枚の紙にプリントしてあるだけで、絵カードなどは使っていません。

 

 

 


最近は落ち着きましたが、8月は特に、ママッチとおそろいの色の服を着たがりました〜(9月になるとあまり言わなくなり、ほっとしました)

 

 

 

 

洋服は、ある意味の「視覚支援」で「見えるタンス」にしてからは暑いときに何を着るか、寒くなると何を着るのかをちゃんと意識するようになり、色々聞いてくるようになりました。

 

下着や靴下などは、すぐとなりの押し入れの引き出し式の衣装ケースに入っています。

洋服はそこにすべてまとまっているので、親としても管理しやすいです。

 

何より効果があったのは、毎日自分で着たい色を選んでコーディネートできるようになったことです。

季節ごとに着るものが変わる、または天気でも変わるという意識を持てたことがよかったかなと思います。

 

学校でも四季ごとに旬の食べ物があるというのも習っているので、スーパーに行った時なども、「今は夏だからスイカが売ってるね」など意識して声をかけるようにしています。そうやって何か結びつくものがないと覚えにくいかもしれません。

 

夏といえば、夏休み、プール、スイカ、半そで・・・など・・・小学生になって色々意識できるようになったと思います。

 

 

 

 

 

今、暑いときはTシャツと半ズボンとわかりますが、長袖はいつから?何月になったら?寒い時?と聞くので、長袖は10月からと大雑把に答えてますが、雨や風が強いときは「ウインドブレーカー」を着る等、ほんとうに一つ一つ教えています。(たぶん教えないと全然わからないと思います)

 

「うわぎ」は自分で「さむいとき」とか「春秋冬」と書きました。

 

 

 

おこずかいは、ポイントであげています。

学校にスムーズに行けた日は赤○一個5ポイントで5円です。デイに行けた日一個もくもんに行けた日も一個塗っていいことになっています。

 

このシートが50個なので、全部塗れると250円になります。それがハッチのおこづかいです。

 

買い物もコンビニなどでおやつを買うときは、一人でさせます。「お母さんはついてこないで!」と言って一人で全部やるのがかっこいいのはわかっているようです。笑

 

スーパーで機械でお金を払うときもお金を入れて、おつりのボタンを押してレシートをもらうというのもやらせているうちに全部でいくらだった?おつりはいくら?と興味を持つようになってきました。

 

将来自分で何でもできるように一応意識してやらせてます。

 

飲料の紙パックは洗って干して切ってスーパーのリサイクルに捨てる。ペットボトルのジュースを飲んだあとは、プラをはがして、「プラ」と「ペットボトル」のゴミ箱にわけて入れる。(他、燃えるごみ、紙、缶とわけてます)

 

以前は「特別な療育」が療育だと思っていましたが、家で出来る療育はたくさんあって、生活のすべてが療育につながっていると思うようになりました。

 

ブロック長会議

 

先日、ブロック長会議が茨城県で開催されました。(ママッチはスタッフ参加)

 

全国からお集まり頂き、ベビー救済の現状報告。

 

シンポジウム等で東名→首都高→常磐自動車道の道のりの運転は慣れてきました〜

 

 

 

まずは、ハッチに距離の概念を少しでも理解してもらうため、400キロから10キロごとにカウントダウンして「まだつかないの〜」に答えていきました。。。

 

「あと290キロ」と言うと、ハッチが「次は280キロ?」とだんだん減って行くことを理解してきました。

 

「0」になったとき到着だよ〜と言うと、どんどん減って行く数字に「あともうちょっと〜」と思えるようになってきました。

 

 

何か持って行きたいおもちゃがあったら自分で持って!と言うと、行く間際にビニール袋ちょうだい〜と言われ、、、

 

「くみくみスロープ」をどかっと入れて持って行きました。

 

何かお気に入りのおもちゃを持つことで、初めての場所でも初めての状況でも対応できるようになることもハッチは自分でわかっているようです。

 

「赤ちゃんがビー玉を口に入れないようにだけは注意してね」と言っておきました。

 

 

★これがくみくみスロープ↑

 

今日は、ホテルに泊まるの?

ストロ君いる?レオン君いる?と聞いてました。

 

会議室に着くとさっそく子どもたちがいるスペースでくみくみスロープを広げるハッチ。(男の子が飛び付く飛び付く!)

 

 

 

 

ナナッチは、ママッチが持ってきた粘土でベリーちゃんと一緒に遊びはじめました。

 

粘土は女の子たちが飛び付きましたが、リック君も一緒にまざって遊んでました〜(粘土はいいわ〜よかった100均でたくさん買ってきて〜)

 

ハッチを見ると、かき氷を食べてるし〜(どなたか買ってくださってありがとうございます!!)

 

 

 

ハッチは、小さい子がくみくみスロープに近づくと「だめだよ〜」と(ビー玉飲んだら大変)ちゃんと言ってました。

 

普段デイサービスでも曜日ごとにメンバーが違ったり、色々な遊びをしたりするせいか、初めての環境でも大丈夫になりました。

 

勝手に遊んでくれてます!

 

3歳くらいのときは、親が目を話せず、それこそ走り回って自分でもどうしたらいいのかわからない状態でしたが、経験は強みですね。。。

 

 

 

 

会議が終わり、一旦ホテルにチェックイン。

 

ふたりともホテルに泊まるのが大好きなので、部屋を探検して、お決まりのベッドでジャンプやらでんぐり返しやらで大喜び。

 

トイレとお風呂場も確認して「ステキ〜」と感激するふたり。。。

 

 

 

食事会の場にまたまた、くみくみスロープを持ちこむハッチ。

 

男の子がまた群がり・・・食べるより遊びに夢中になってしまいました。(汗)

 

飽きると、ライダーのベルトを自分もしたくなり・・・結局アトムくんが貸してくれてポーズを決めてました。(やさしいアトムくんありがとう♪)

 

 

 

ナナッチはここでもベリーちゃんとずっと一緒に遊んでました。(このあとも変な顔ばかりして写真に写るナナッチ)

 

 

食事会の〆は、とむゆむパパさんの「右肩上がり」で終了〜!

 

つづく

 

ハッチの小1を振り返って




おかげさまで、ハッチ2年生になりました〜

1年生の3学期に市の漢字検定の17級と16級に合格しての認定証をもらいました。



★担任の先生に一年間ありがとうのお礼のお手紙を書きました

ハッチは保育園の最期の2カ月くらい不登園になり(引っ越しやら担任のお母さんのような先生が怪我で辞めてしまったのが一番の原因かと思いますが)とにかく小学校にちゃんと通えるのか?というのが一番の課題になりました。

4月1日からハッチの小学校に移動された支援学級の先生と、まず入学式というはじめての状況と知らない人ばかりの中、まともな練習もなしだったので「ちゃんと」やれるとはもちろん思っていませんでしたが、学校に行くのが「嫌」になって欲しくないと「学校にスムーズに行けること」を何より優先するというはじまりだったので、ちゃんと座って勉強するとか集会に出るとかは次のステップということで、多くを要求されるわけではない状況に心からほっとしました。

初めて会った瞬間からこの先生なら大丈夫!と安心できたので、初日から養子であることやらいろいろお話できました。

学校に行きたくない〜となる理由をよくよく考えてみると、やっぱり家が居心地良すぎるというか、やりたい放題させすぎたかもとくことに3学期の終わりのほうでようやく気が付き、(発達外来の主治医の先生にも相談しました)you tubeの制限をすることにしました。

朝から勝手に見ない!学校を休んだ日は見れない!ということと、学校に行けた日は、15分見れるチケットを4枚、休みの日は5枚あげることにしました。you tubeばっかり見てるとだめになっちゃうのわかるよね?と言うと「うん」と納得して、チケット制を喜びました。

朝から勝手に見てたときに、学校行かないと言い出し、もうyou tubeモードになってしまい学校に行くモードに切り替えることができないんだなと確信した日がありました。そのときは、自分が情けなくなって泣けてきました。

you tubeをチケット制にしてからは、チャレンジタッチをするようになり、今なぜかはまってしまっている掛け算を覚えるアプリをやるようになりました。なので、春休みはタブレットで沢山勉強していました。そして、私にも「宿題」と言って、掛け算や足し算の問題を沢山書いては○つけしていました。

you tubeはチケット制だとチケットがもらえるのでなぜか得した気分になるようです。

お手伝いも、布団式、お風呂の床磨きなど進んでやってくれたときはおこずかいとして10円あげています。





ハッチスペースを作って、you tube制限をしたら、掃除する!も自分から言うようになりました!

ハッチは小学生1年間本当にがんばったと思います。座って勉強できるだろうか?というレベルの心配でしたが、びっくりするくらい勉強にもチャレンジできました。

学校の他にも放課後等デイサービス、スペシャルオリンピクスのサッカー、くもん(算数)と沢山のことにチャレンジしました。色々な人と接することが何よりハッチの脳を活性化させたのかな〜と思います。一番大事なのは直接人と関わるコミュニケーションだと思います。

小学校でも支援学級のお友達だけでなく、分団登校のお友達、支援学級に遊びにきてくれるお友達、1年生の交流で出来たお友達や先生方ともふれあうことができました。

学校の様子は担任の先生が一年分の写真の記録をスライドショーにしてくださいました。

それを見て、パパッチは、今の支援学級はすごいな〜、社会に役立つ勉強をしてくれて、俺たちの頃は何だったんだろう〜と・・・感動していました。

ピザ屋さんを体験させてくださり、そのトッピングの材料は自分たちで栽培した野菜であったり、席番号を決めて注文を聞いたり、先生方がお客さんをして下さり、本当に刺激的なすばらしい体験をさせてくださいました。

お米も田植えから始まり、脱穀してごはんを研いで焚いて食べるまですべてを経験させてくださいました。

自閉症スペクトラムの子はなかなか記憶がつながらないというか、過去のことが突然頭に浮かぶと今そこで起こっているかのように話出しますが、こうやって、DVDで1年生の4月から3月までの記録を順番に辿ると、記憶が繋がって整理ができるようです。

ハッチも一年間のDVDを何度も見て、色々思いだしたようです。頑張った自分を再確認できたと思います。先生もそういう特徴をわかっていて、作ってくださったところもあると思います。
本当にハッチは幸せだな〜と思います☆

そのDVDを見て、ナナッチは、ハッチの担任の先生「☆☆先生に会いたい〜、☆☆先生にお手紙書く〜」と先生の顔を描いていました。「ナナッチも小学生になりたい〜」そうです。





 

2015年の視覚支援

2015年最後の日、ハッチは、巻物カレンダーを出して、終了したことに自分で拍手をしていました
一区切りしたことがとてもうれしかったようです
思えば、保育園の担任の先生が怪我で冬休み以降保育園に来られなくなってしまってから+引っ越しもあったせいか、不登園になってしまい、ねねさんから巻物カレンダーをすすめられ、発達外来のクリニックに通うようになってやはり巻物カレンダーをすすめられ、小学校入学する少し前からスタートしました
(保育園に行く日と休みの日があり、月から金までは保育園に行くものだと教えるため)
不登園の日があったからこそ、親が色々知識を得なければいけないと強く思えたので、発達外来のクリニックに通う決心もつきました。
そこで薦められた本を読んで学んだり、クリニック主催の勉強会に参加させて頂いたりして発達障害の勉強を少しずつできるようになりました。
ハッチが保育園の頃は日にちやスケジュールの視覚支援をしていなかったので、小学校一年生では、とにかく一番に学校に通う、そして、日にち、一週間、一カ月、一年の理解を一年通してできればいいと考えてました。
まずは、巻物カレンダーからと時間の理解を一番にしました。
巻物カレンダーで自分の大まかなスケジュールがわかるようになり、一カ月があることがなんとなくわかり、2015年が12月で終わり、次に2016年の1月になることが理解したハッチ。
やっぱり視覚支援というのは必要なんだと実感できました
巻物カレンダーにも自分で書いたりするようになっていったので、一日の流れのスケジュールをホワイトボードで作ったら、すぐに自分で書いて自分で管理するようになりました。
とにかく自分で書きたい
それが一種の遊びのようになっていました。
今は、一日の流れは頭にインプットされているようです。
何もかもいっぺんにやると大変かなと思い、少しずつやりました。
巻物カレンダーのよいところは、過去を視覚的に振り替えることができるので、自分に自信がつくことです。ここまで全部できたんだという自信になったようです。
学校に行きたくないというときもたまにありました。
体調が悪いときであったり、デイで苦手な子がいたりして、学校にいくとつながってデイになるので、行かないというときもありました。
そんなとき、支援学級の先生にその都度相談してどうしたらいいのか回答をもらえたのは本当に私の救いになりました。
毎日ハッチを見てくれているので、どうしてこんなに繊細な感覚でハッチを見てくれるんだろうとありがたいやら感心するやら
家族以外に一緒にハッチを育ててくださる人たちが周りにいるということがどれほど心強かったかうまく言葉にできませんが、こころから感謝です
子育てって本当にいろんな人にささえられしていくものなんだって日々思います。
きっとそれは皆さんそうなんだろうと思います。
頼っていいし、自分も頼られたときそれに答えればいいだけのことで、皆お互いに助け合っているんだと思います。
BPのお友達、学校のお友達、分団登校で一緒のお友達、デイのお友達、サッカーのお友達、2015年は沢山のお友達にも関わることができました。
ハッチとナナッチに関わるすべての皆様に感謝です
2015/12/31また手紙をくれたハッチです
ハッチが手紙をくれるようになったのは、ハッチがスムーズに学校に行けるような安心グッズとして、朝、私がハッチに手紙を書いたからかもしれません。
2015年○月○日
ハッチへ
今日は○じにおむかえにいきます。
デイ○○に行きます。
かえる
みたいな単純な手紙なんですが、それからハッチが私に頻繁に手紙をくれるようになりました。2015年最後の手紙は・・・
いつもありがとう
おかあさん
おてがみ

 

支援学級に決めた理由

 

ハッチの小学校の授業で、お米を作る!というのがあり、とても小さなスペースで田植えをしてお米を作りました。
白いお米はスズメが食べてしまったようで、古代米とか残ったものをすり鉢で脱穀して持って帰ってきてくれました。
白いお米と一緒に炊いたご飯。
焚きたてをそのままと、ゆかりふりかけをかけて食べたりして、おばあちゃんにも食べてもらいました。
皆に「美味しいよ〜」と言われてご機嫌のハッチ。
本当に美味しかったです。
パパッチも沢山というか残り全部食べてしまい、それもハッチがうれしかったようです。
こういう生活に密着した授業をしてくれるのは支援学級のいいところだと思います。
私が支援学級に決めた理由は、ハッチが小学校に入る一年くらい前でしょうか、夢というか、起きる寸前に一枚の写真のようなビジョンを見ました。
ハッチが小学生になっていて3,4人の子たちと、笑顔でいる静止画でした。
そのときは、普通学級ではだめなんだ〜という残念な気持ちも少しありましたが、ハッチが笑顔でいられるのは支援学級ならその方向で行こう!と私のこころの中で決めました。
療育センターの方に話しを相談して、特別支援学校も考えましたが、療育手帳が重度、最重度の人しか入れないとのことでした。
発達障害のあるお子さんをお持ちの親御さんは、最初は普通学級でだめだったら支援学級にと考える人が多いと思いますが、逆のほうがいいと思います。
特に最初の1年生のときは、本当に学校に慣れる、勉強に慣れるのに大変だと思うので、最初支援級で可能ならあとから普通学級にという方向に持って行ったほうがうまくいくと思います。
差別が全くないわけではありません。
なんでこの子は支援学級なんだろうとある程度の年になれば考えると思います。
自分のクラスに居場所がなく支援学級の方が居心地がいいとか、興味本位で教室に遊びに来る子もいると思いますし、心配してくれる子、単純に一緒に遊びたい子、色々だと思います。
普通学級の中にいたら差別がないかといえばそんなことはないでしょう。
視覚優位なハッチは、目で見て理解することは得意でも、言葉だけの指示には弱いので、苦労が目に見えています。
大勢の中のがやがやする声の中で、先生の指示を聞きとることも難しいでしょう。
無理させて、自尊心を低くしていくばかりより、最初は無理なく勉強できる環境にいて欲しいと思いました。
支援学級に入るにしてもひらがな・カタカナ・数字・アルファベットは読めないとと思い、3歳位から知育DVDを見せたら、興味を持って自分で何度も見て覚えることができました。
お風呂場でも面白がってひらがな・カタカナ・アルファベットを覚えていました。
保育園の頃、書くのは完璧にはできなかったんですが、私が手を添えてなぞる練習はしていました。数字に一番興味があって、ひらがな・カタカナ・アルファベットも何文字かは字が書けていました。
今では、ドライブ中に、一年生で習う漢字も読めるようになりました。
「山」とか「生」とか、標識の中で読める漢字を言葉に出します。
宿題で、漢字を書く問題もまだそう難しくないので、結構すらすら書けてます。
視覚優位なので、文字の暗記力はあるようです。
癇癪→クールダウンして「おかあさん、ごめんね、ありがとう。おかいものいこうね」とか書いて、「お母さん、お手紙」と渡してくれます。
おかげさまでハッチはハッチなりにとっても成長しているなと思う日々です。

サッカー9月〜11月まで終了しました

ハッチのサッカーが一旦終了しました
9月から11月までの9回がワンクールですが、雨だと練習が中止になります。
ハッチは最年少で、一番小さい子でたしか11歳だか13歳くらいで、あとはもっと大きいお兄ちゃんがほとんどです
そんな中、初日から最終日まで毎回2時間の練習をすべてこなせました
メニューはちゃんと決まったものがあるような感じです。
ブロック大会のテストの練習みたいなときも、前の人の動作を見て、見よう見まねでちゃんと出来ていたのには、びっくりしました
やはり、小学校で毎日授業を受けているので、ちゃんとこなせるというか、参加できるようになるんだろうなと思いました。
授業参観で体育の授業を見たときも、先生の指示に従って、「ちゃんと」やっているハッチ
小学校の見学に行った時はこんな姿が見れるとは想像もしませんでした。(落ち着きが全くなかったので)
先日は、スペシャルオリンピクスのニュースレターを郵送するためのボランティアに参加しました
賛助会員の会費だけで、サッカーに参加させてもらえるので、ボランティアはやらないと・・・
長く続く人と、辞めてしまう人も結構いるので〜というお話を聞きました。
続くかどうかはハッチ次第
ハッチがどうしても辞める!というまでは続けたいと思ってます
最終日は、参加賞の賞状を頂きました

LD学習障がいについての勉強会

 ハッチの発達相談は今のところ(発達外来)クリニックで2カ月に一度程度ですが、保護者のための勉強会が月に一度開催されていて、それも参加させて頂いてます。

2カ月に一度の発達相談では、学校での様子や、放課後等デイサービス、サッカーのことのほかに私が聞きたい質問に答えて頂いてます。
何か緊急事態が発生したときに、かかり付けの先生がいるということは大変心強いことです。
保護者勉強会では、今年度は、就学準備、スケジュールの伝え方、ADHD基礎講座、自閉症スペクトラム基礎講座、性教育、本人告知の準備、視覚的コミュニケーション、LD(ディスレクシア)・ビジョントレーニング、サポートブックの作り方、発達検査・知能検査等があります。
先日は、LD(学習障がい)についてディスレクシア協会名古屋代表の吉田先生の講座がありました。
2016年4月から、障害者差別解消法(合理的配慮を提供する)がスタートするとのこと。
もし、今、知的な遅れはないが、どうも学習障がいがあると思われるお子さんがいらっしゃる場合は、是非学校と相談し、支援員さんを配置してもらったほうがいいかもしれません。
そのためにも、学習障がいがあることを診断してもらっていたほうが有利だと思います。
どの先生も的確な判断ができるわけではなさそうですが(信頼できる専門家じゃないと)、診断書があれば、学校もなんらかの配慮をしてくださると思います。
問題にすべてふりがなを振ってもらう。感覚過敏があるので、一人でテストを受けたいなども親が学校と交渉することで可能になるかもしれません。
愛知県のある小学校では、校長先生も親も一緒に支援計画を立てることができるそうです。
支援員をつけてもらい、スムーズに学習ができるようになりますよね。皆と同じようにあなたも(書けないのに)書かないとだめ!という授業だったら苦痛しかないでしょう。
脳の回路が違うので、普通学級で同じように学んでいたら、どうしても成績が悪くなってしまうのも仕方ありませんよね。
字が汚い!とか漢字が書けないことでからかわれてやがて不登校に・・・という最悪のパターンに陥ってしまう子も少なくないと思います。
本当はまじめで賢い子たちなのに、自分はバカだと思いこんでしまう・・・
怒られてばかりで、自尊心が低い子に育ってしまう・・・
読み書き障がいは文字が反転して見えている場合や、ダブって見えている場合、文字が飛んでしまい読めない場合等、いろいろあるようです。
アメリカでは人口の1割〜2割がLDだそうです。なので、裁判では文書を読み上げる人をつれてきて良いそうです。
学習障がいとは・・・
音読がすらすらできな
漢字が覚えられない
書き間違いが多い
板書ができない
学習の応用が利かない
計算問題が苦手
図形問題の三角定規やコンパスがうまく使えない等・・・知的に遅れはないが、「聞く、話す、読む、書く、計算する、推論する」の能力の中で特定のものの習得が著しく困難な場合をいう
字がうまく書けないのであれば、書くのではなく、選ぶ形にしてもらうとか・・・それが合理的配慮になるんだと思います。
ディスレクシア(発達性読み書き障がい)
学習障がいの中核的障がいで、8割をしめるといわれている
ADHDや自閉症スペクトラムと合併していることが多い
脳機能障がいで、学び方、認知の仕方が違うので、ニーズに合わせた指導が必要になる
発達性(生まれたときから)見え方や聞え方の困難さを持っているので、がんばれと言われても何を頑張ればいいのかわからない
漢字をイメージで覚えやすい子もいれば、イメージが出来ないので、意味づけて教えたり、パーツに分けて覚えたり、固い砂を使って、指の感覚で覚えたりと一人一人支援方法が異なるので、やはり専門家にかかるのが一番だと思いました。
吉田先生は学習障がいの子も通える塾もされているそうで、ディスレクシア協会名古屋の代表もされています。
吉田先生のお話では、小学校の支援員もされているようで、一番下のお子さんに学習障がいがあり、本当に(いい意味で)人生が変わったと涙ながらに語ってくださいました。
クリニックで保護者勉強会をしてくださるところなんてそうはないですよ!皆さんラッキーですよ!と仰っていただきました。本当にそう思います!
学習障がいを持つ著名人
アインシュタイン、エジソン、ダ・ヴィンチ、スティーブンスピルバーグ、スティーブンジョブズ、ション・F・ケネディ、ジョージ・ワシントン、アガサ・クリスティー、アンデルセン、ヘンリーフォード、坂本龍馬、黒柳徹子さん等、適切な支援があれば、障がいは個性になる!ということでした。
読めないのであれば、読んでもらえばいい(読んでもらえば理解出来るのだから)
文字が飛ぶ場合は、リーディングスリットを使う、白黒の文字がコントラストが強すぎて読めない場合は色つきの下敷きやクリアシートを載せて読んでみる、コンパスがうまく使えないなら、簡単に誰でも使えるコンパスにするとか、、、支援方法は色々あるようです。
トム・クルーズは、セリフを読んでもらって覚える・・・とかいう話は有名ですよね。
大学入試でも、「診断書」と「高校での支援履歴」があれば、試験時間を1.3倍にしてもらったり、マークシートをチェックシートにしてもらったり、支援が受けられるようです。
しかし、すべては「親」が動かなければなりません。
法律が変わったからと言っても親が子供のために動かなければ何も変わりません!とのことでした。

 

作業所の見学☆支援学級作品展(豊川市)

昨日は、ご近所の養親ママ友が以前働いていたという職場<作業所>に見学に行きました。
なんらかの障がいのある人たちが通う作業所ですが、就職するための訓練をしている若い方もいらっしゃいました。その部署からは、そこから就職のため巣立った方達の写真や職場名、給与金額等も書かれていました
作業所の中にはパン屋さんもあり、帰りにお土産として買って帰りました
近くにDVや虐待によるダメージを受けた母子のための「母子生活支援施設」もありました。
友達が働いていた職場とういことで、見学が出来て、大変勉強になりました
一時間位見学させてもらい、高速に乗って帰らないと〜という帰り道、少しだけ時間があったので、ぎょぎょランドという公園に友達と寄りました。

2015/10/24(土)25(日)開催の豊川市内小中学校の支援学級の作品展
 
★若草の子ら展★
そこでは、24(土)25(日)に開催される、豊川市の小中学校の作品展の準備がはじまっていました。
太陽に光り輝くカラフルな魚があまりにきれいで、「写真撮っていいですか〜」とたずねました
豊川市の小中学校の支援学級の子たちの作品だそうです。
写真より実物は本当に感動しますよ
家に飾りたいくらい、見てるだけでテンション上がる作品
友達にこんな作品作る授業やったことないわ〜と言うと、友達はやったことあるって
いいな〜

 

放課後等デイサービス

 

今年の春から小学生になったハッチ。
学校から帰って夕食までの間、暇を持て余します。
小学生を見れば全部お友達と思っている?ような行動を取るハッチ。お友達とのマナーやルールはまったくわかりません。(これから学ぶのでしょうがないですが)
とにかく、何から何までひとつひとつ教えて行く必要があります。
お勉強は学校の先生の楽しく工夫された授業のおかげで思った以上の力を発揮しているハッチですが・・・
コミュニケーションは一方的なので、どうやって人間関係のマナーやルールを教えていけばいいのか・・・
悩んだあげく、放課後等デイサービス(以前の児童デイサービス)で働いていたことがあるお友達に相談しました。
まずは、役所に行って放課後等デイサービスを利用したいと相談
療育手帳は発行してもらっているので、すんなり受付してもらえました。
療育手帳がなくても、療育を必要とする・・・と診断されていれば、受給者証を発行してもらえるみたいです。手帳がない場合はやはり診断書等は必要になってくるかなとは思います。
放課後等デイサービスを利用するには、まず受給者証がないと利用できないのです。
Aデイサービスで15日、Bデイサービスで10日利用できるという受給者証を作成してもらいました。(最初はAデイサービスのみでしたが、Bデイサービスとも契約をしたので、役所に受給者証とセルフプランを再度持っていきました。
上限管理の用紙も必要です。デイサービスを利用するにあたって、支払う金額の上限があります。相当収入がいい場合は別として、多くの人は4600円のようです。(おやつ代は別になります)
デイサービスは送迎してくれるところともあれば、ないところもありますし、夏休みも時間が長いところもあれば短いところもあり、また、夏休みはあまりやらないところもあるようなので、電話等で調べないといけません。
受給者証は事業所を通すか、セルフプラン(自分で作成)で行くか・・・(そう難しくなかったので、ネットで書式をダウンロードしてセルフプランにしました)
セルフプランの書式は自治体によって微妙に違うようです。
そして、どこのデイを選ぶか、契約するかが必要なので、ここはいいのでは?と思ったところに見学に行きました。
ハッチは、それはそれは楽しそうに小学生のお友達たちと遊んで、「また行きたい」を連発。しかもハッチ専用の巻物カレンダーに自分でその施設の名前を書き込むほど行きたいというのです。
支援学級は人数が少ないので、やっぱり放課後の自分の居場所が欲しいんだな、一緒に遊べるお友達もたくさん欲しいんだなと思いました。
そのデイに毎日行きたいというのですが、今のところそこは週3日が限度。週2日はもう一つのデイで療育センターがやっている系列のところにしました。
おやつは毎回何をつくるか自分たちで決めて、手作りをし、遊びやゲームの「とりくみ」をします。そこも見学させて頂きましたが、たぶん自閉症スペクトラムではないかという子供たちがハッチを歓迎してくれて、気を使ってくれてものすごくやさしくて、本当に感動しました。
これなら、ハッチを預けても心配ない。ハッチも少しずつ親離れ、寂しいですがママッチも子離れしなければ・・・
社会に出るためには、たくさんの人たちの手を借りて、助けてもらいながら子供は大きくなるんだなと改めて感じました。
たくさんの人たちにお世話になるかわりに、自分も自分が出来る範囲で人助けができればこんなありがたいことはありません。
ベビー救済に関わらせてもらえて本当によかったと思う毎日です。

放課後等デイサービスとは

以前まで障害の種類・年齢によってうけられる福祉サービスの内容等が決められていたのが、平成2441日、障碍者自立支援法・児童福祉法等の一部改正により、どの障害の人も共通のサービスを利用できるよう制度が一元化され、施設・事業が再編されました。

放課後デイサービスは、障がいのある(療育が必要と認められる)子どもたちの学齢期における支援の充実のため創設されました。

障がい児の学童保育と表現するとわかりやすかもしれません。

ハッチの卒園と就学準備&クリニック♪

 

実は、ハッチの担任の先生が怪我で保育園をお休みするようになって、ハッチは保育園に行けなくなってしまいました
就学準備も必要なので、小学校にもまた見学に行きました
前回よりも落ち着いて、ひらがなをなぞったりするお勉強ができていました
教頭先生と校長先生が、最初の多動ぶりからするとすごい落ち着いて見えたようで〜
違う子みたいだな〜と言われてました
療育センターの療育というのは基本、就学前までで終わってしまいます。
小学校に通うようになるとまた、心配ごとも出てくると思い、1月にH先生の講演に行ってから、発達外来の申し込みをしてちょうど診察して頂きました。
担任の先生が来なくなってしまいハッチも保育園に行けなくなりましたと相談すると、普段のルーチンワークがちゃんと出来ていなかったため不安なんでしょう〜ということになり、あまり先生に依存してもいけないということもわかりました。
小学校でも先生が変わったら学校に行けなくなるのではまずいので・・・
ハッチは、もう自分は保育園を卒園して、小学生になるんだ!と楽しみにしています
でも、最後にたいよう組の皆に会いたい?と聞くと「会いたいよ〜」と言うので、謝恩会には参加しました
皆に会えてとってもうれしそうではしゃぐハッチ
やっぱり4年間一緒だったお友達の中に入ると笑顔がいっぱいでとてもうれしくなりました。卒園証書も頂きました
ママさんたちともたくさんお話が出来て、うれしかったです
クリニックでまずは、これを読んでくださいと紹介された本をさっそく買いました。
わかりやすくて、先生にこうしてほしいああしてほしいと言えるようには親がそれなりに知識がないと言えないので、買ってよかったです
発達障害の子どもは視界に入るものに反応しやすい子が多いです。周りにいる子に良くも悪くも影響を受けやすいところもあります。
クールダウンする場所を確保することや、並びで勉強させるのはよくないので、できれば仕切りのある机かパネルで仕切ってもらうとか、勉強できる環境作りはかなり大切だと思いました。
最初から40分勉強できないから、まずは10分やったら5分プレイゾーンで休憩させるか15分やったら10分プレイゾーンか・・・がいいようです。
とにかく子供目線で診てくれる先生で、ハッチもクリニックが大好きになって帰りたくなかったようです。相当居心地がよかったようです。診察のとき数分で私と離されて別室に行きましたが楽しかったようです

 

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就学時健診で受けれなかった健診

就学時健診できちんと受けることができなかったので、個人で受けることになり、先日歯科健診に行きました。

療育センターで紹介をしてもらい医療センター系で受けました。

普通の歯医者さんとは違い、障害の子を受けれてくれるので、受付からすべてがやさしい対応でした。ちょっと待ち時間が長かったのですが(予約していても)歯医者が嫌いにならないようにと対応が行き届いていました。

診察は嫌がり逃げ回ってましたが、なんとか座らせて、まずは自分で磨いてくださいと言われ鏡を見ながら磨くハッチ。

部分部分を指示すればちゃんと磨けますよと言われ、器用に磨いていました。

虫歯になったら困るので、気をそらせながらとか無理矢理仕上げ磨きをしてきたので、虫歯はゼロでした。

でもこれから歯が生え変わる時期に入るので、定期的に見て、虫歯にならないようにケアしていきましょうということになり、また3カ月後に診てもらうことになりました。

フッ素湿布も嫌がらずできました。

先生もとても丁寧で、やっぱりふつうの歯医者さんとは全く違う対応に、逆に就学時健診でちゃんとできなくて良かったなくらいに思いました。

何かあったときに発達障害の子が行ける病院を確保しておくのがすごく大事だなと思いました。特に歯医者は誰でも怖いと思うので、怖い印象を持たれたら最後・・・

やさしい、褒める、待ってくれる・・・を当たり前にしてもらえて、本当に感謝でした!





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自閉症スペクトラム(ASD)の理解と支援(早川先生の講演)

1月下旬に児童デイで働いているお友達のお誘いで、セントルイスさん(ママ)と、そのお友達と「自閉症スペクトラム(ASD)の理解と支援」という講演に行ってきました。

ハッチとナナッチはおうちでお留守番。(パパッチ休みだったため)





ロイヤルベルクリニック の(小児科医師)早川星朗先生の講演です。

まずは、先生ご自身が多動で苦労した(怪我や病気)お話からはじまりました。

特に印象に残っているのが、「指さし」です。

ハッチも一歳の頃からテレビに向かって指さしはしていました。

でも・・・

大事なのは、誰かと共感するためにそちらを向いて指さししているかを見るのが大事なようです。

公園に行って、ママ〜見て見て〜とママを見ながらなにかを指さすのは、「共感」を得るため。

何かに向かって指さしして、一人であ〜あ〜と言っているのとは違うという・・・。

それを知っていれば、1歳の頃の指さしで、単純にうちの子は指さしするから大丈夫ことにはならないという・・・

ただ、発達障害の子供たちは、多数派か少数派の「少数派」であって、成長の遅れではないということでした。

そう言われると、少数派も「個性」であって、そういう子供たちも世の中には結構いるんだと世の中の理解が増えれば、発達障害の子供たちも少し生きやすくなるのかなと思いました。

なんらかの障害のある子供たちの歌や踊りも見られて、終わったあとは児童デイで働くお友達とセントルイスママとお茶をして、久しぶりに息抜きでしたいい日でした!




ハッチ眼と耳の健診

 


ハッチが11月の小学校に上がるための就学時健診の眼・耳・歯の健診がきちんと受けられなかったので、学校側から個人で受けたらどうでしょうというアドバイスをされて、受けることにしました

療育センターに電話して、病院を紹介してもらいました

眼の検査は小児医療センターで療育センターの紹介状を持って、電話予約してから受けました。

最初は怖がって、逃げようとしてましたが、「気球が見えて道路も見えるよ〜、面白いよ〜」と誘ったら、なんとか座って計測できました

その流れでまた「C」のマークを持って、小学校でも少しできたように、同じ向きにして、片目ずつちゃんとはかることができました。

ただ、鉛筆のようなものを見てというのがその後ろに先生の顔のアップがあるから嫌なのかどうしても嫌がってやらず、最後、先生が直接眼を見る場面で、部屋を暗くして光る拳銃のようなものを見るというやり方でやってもらえたので、先生がちゃんとハッチの眼を見ることが出来て問題なく終わりました

「ちょっと寄り目なんで、矯正とか必要か心配なんですけど」と先生に言うと、「一見、内斜視に見えるけど、まったく問題ないですよ、よく見えてますし」と言われ、小学校の健診よりもちゃんと診てもらえたのでほっとしました






翌日は、療育センターの中にある、耳鼻科で耳の検査。

だいぶ久しぶりの検査でしたが、ちゃんとイヤホンをして、聞こえたらボタンを押すという作業ができるようになりました。(ボタンを押すと真っ暗なボックスに電気がつきおもちゃランドのようなものが見える

次に、耳の中に機械を入れ計測するのが案の定嫌がりましたが、痛くないよと根気よく説明してこれまた両方ちゃんと計測できました。

新たに違う機械の検査もやって、最後は先生が耳の中を見て、耳垢を取ってもらい問題なく終わりました。

ハッチ、だいぶ成長しました


眼の検査のときは、ナナッチも一緒に行って、おばあちゃんにも一緒に行ってもらいましたが、待っているとき、テーブルで、パパッチを産んだときの話になり、、、

「わしはお乳が出なかったもんで、○○(パパッチ)はヤギの乳で育った」と大声で教えてくれました。

「ヤギの乳は香ばしくておいしいよ〜、皆ヤギ飼ってたよ〜」とも




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ハッチ就学時健診受けるが・・・

 


ハッチ、引っ越し予定の学区の小学校で就学時健診を受けました。

テンションが上がって落ち着かず・・・

まずは、「眼」の健診でしたが〜

お医者さんを目の前にしたハッチは、何されるの???とパニックに〜

泣きだしてしまいました。

ママッチが一緒にいて、「ほらハッチカエルさんを見て〜」と言ってももう、怖くてパニック。

結局、教室を出るとハッチが何するの〜という感じで、ママッチに噛みつきました。

その様子を見た校長先生は・・・

「無理することないよ〜」と校長室に行きましょう〜ということになり、先日、伺った校長室に入れてもらうことに。

ママッチ「パニックになると10分くらいは何をしてもだめで、でもだんだん落ち着いてきてごめんなさいと謝ります」と説明すると、ハッチは落ち着きを取り戻し、何事もなかったように戻りました。

校長先生はびっくりした様子で「あれ〜こんないい子なのに、お母さんのこと噛んだらだめだよ〜。校長先生びっくりしたよ〜」とハッチに話しかけていました。

ハッチは、窓から見えるものに反応して「あ〜○○」「あ〜こっちに○○」と興奮気味。

自分でカーテンを閉めだして、「勝手にカーテン閉めたらだめだよ〜」と言いながら開けましたが、また閉めるハッチ。

あとで思い返すと、目に入るものに反応してしまう自分がしんどくて、カーテンを閉めていたのも(本能的に)あったのかなと思いました。

余計なものが目に入らなければ落ち着けるとわかっていたのかも。

自分でも落ち着きたいけどどうしても目に入るものに反応してしまうのが辛いのがわかっているのかもしれません。

眼も歯も健診はやめることにして、内科は大丈夫かもしれないと受けて見ましたが、これは大丈夫でした。高学年のお姉ちゃんが案内してくれて、眼の「C」のマークで上下横と答えるのも、「C」のマークを同じように向けてごらんと言ったらその通りに向けることができました。

高学年のお姉ちゃんたちも「できるじゃ〜ん」とハッチを褒めてくれて、本当にありがたかったです。なんど「ありがとね〜」と言ったことか。。。子供ってすごい!

ただ、片目ずつというのはできず、両目での検査になりました。

耳はヘッドホンに夢中になってしまい、ピーっと聞こえたら教えてという問いに対して、どう教えていいのかわからないので、ヘッドホンをいたずらして終わってしまいました。

最後のお名前は等の質問する問診に対しては机に座ることが出来たものの、紙とえんぴつで自分の好きなエレベーターを書きだし、その説明をしゃべってはいるものの先生の問いには答えず。

でも、その先生は先日の支援学級の先生だったので、私も安心して、ハッチは慣れない人に対してはちゃんと答えなかったりしますと説明しました。

保育園でも慣れていない先生に声をかけられても無視してしまう時があると聞いていたので。。。

支援学級の先生はよくわかっている様子だったのでほっとしました。

この子(ハッチ)を落ち着かせるためには沢山の人がいないほうがいいと、先生とママッチ、ハッチだけにしてくださる配慮をしてくれました。

慣れればちゃんと名前も言えるのはわかったようです。この前の支援学級の見学でも自分から「僕ハッチ」と言っていたので・・・

ほかの先生方もハッチがどんな子か?と興味があるようでした。
でも笑顔で、好意的な印象だったので、どちらかというと「お母さん!大変ね〜」みたいな感じで見られていたような。。。

パニックになるのはそうたびたび起こることではないので、日常はそう大変ではないのが現状です。

パニックになったとしてもだいたい10分でおさまり、自分がパニックになったことに対して自覚があり、いつも「お母さん〜ごめんなさい〜」と謝るので、かわいいもんです。

結局、最後にまた校長室でお話させて頂きましたが、眼・歯・耳の健診は療育センターに相談して後日受けてみますと言って終わりました。

パニックになったところを見てもらえてよかったのかもと思います。

対応する先生にとってもそれが一番大変なときだと思うので。

今日は療育センターに電話をして、就学時健診の眼・歯・耳の健診が受けれなかったのでどうしたらいいのかお聞きして、病院を紹介して頂きました。

今後もまた病院にかかることもあると思うので、紹介して頂いた発達障害の子が行ける病院を受診しておけることはハッチにとってはとてもメリットがあることだと逆によかったのかもと思いました。

小児科、皮膚科、形成外科はいままでお世話になったことがあるので、確保しているので・・・

発達障害の子供を育てることで一番大事なことは、親の理解と周囲の理解だとつくづく思います。




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ふたたびグループ療育と小学校見学☆

 


9月で一度少人数(5人前後)のグループで遊び等を等して学ぶ療育が一旦終了しましたが、再び10月からも10回コースでスタートすることができました。

ハッチがこの教室をとっても気に行っていて、ママッチも色々学べるのでありがたいです。

第1回目に風邪気味だったことから初めて全身じんましんが出てしまい、お休みしました。

2回目からスタートのハッチ。新しいお友達は年中さんが中心ですが、ハッチは年長さんでも3月生まれなのでちょうどいいかも!

子供たちと親と別れて、親たちが自己紹介をしたり、悩み等を話しあいました。

多動とアスペルガーの男の子だったり、これと言った診断名がない女の子が二人いました。

共通の悩みといえば、やはりコミュニケーションの問題のようで、その子の感覚とお友達の感覚の違いからトラブルに・・・という意見が多かったかな?

あとはその子のペースと周りの子のペースが違ってしまいうまくコミュニケーション取れないなど。。。

普通学級に入れてもコミュニケーションの問題でいじめの心配がある・・・などは共通かもしれません。

または、発達障害に何がいいのかがわからない、どうやって学んでいけばいいのか?など。

だいたい、1対1の作業療法(OT)とこの少人数のグループ療育教室を受けている人が多いようで、、、

ママッチは、「自閉症の東田直樹君の書いた本や自閉症本人の書いた本が結局一番読んでよかったかなと思います。表現がうまくできないだけであって、思っていること感じていることや精神の部分はなんら変わりはないんだとどの子を見ても思うようになりました。あと、思っていることと反対のことを言ってしまったりするとか色々納得できる本でした・・・」みたいなことを話しました。

中には、長い時間保育園に預けているからこうなったと保育園の人に言われたりする人もいらっしゃったり、周りの目が「親のせい」・・・みたいなのが辛いという意見もありました。

何らかの発達障害ということで、積極的に調べたり、周りに相談する人と、本もあまり読まずまだ受け入れられない感じのタイプと分かれた感じでしたが、集まって情報交換することはとってもいいことだと思いました。

そして、今住んでいるマンションの近くに一戸建て物件が見つかり、そこの学区の小学校に見学にハッチと行きました。

今、住んでいる学区の小学校見学も行ったので、比べるということも出来ました。

引っ越す先の小学校はとにかく家から小学校が近い!100メートル位で行けます。

そして、授業を受けさせてもらいましたが、今回はひらがなの練習ではなく、お買いもののお勉強で、1000円以内にお買いものをするのに、かごいっぱいにお菓子をつめたハッチ。笑われてました〜

お買いものをする人と、レジをする人でレシートもでます。

ハッチはお財布にお金を入れるのも一苦労で「ママッチやって〜」確かに小さくていれずらかった。

初めての状況にはテンションあがって特に多動になりがちなハッチですが、慣れてくれば、きっと勉強も落ち着いてできるかな?

教頭先生と校長先生と校長室でお話したときも、あちこち探索して、校長先生に「テレビ見る〜」と結局テレビをつけてもらいました。

ママッチ「すいません、自分の知っているもので安心したいんだと思います。テレビは大好きなので・・・」と謝り。。。

普通学級の一年生は今は2クラスで、もしかしたら1クラスになるかも?と仰ってました。普通学級も見させてもらいましたが、ま〜いい子に大人しくお勉強していること!

とにかくまずは小学校に慣れてもらって、来年度は今のところハッチを入れて特別支援級は二人らしいので、とてもいい環境でお勉強できそうです。

もう一人は4年生の男の子で、大人しくちゃんとお勉強できていて、笑顔がかわいく頭のよさそうな印象の男の子でした。

来年卒業の6年生の男の子はこれまた頭のいい子らしく、ハッチが買い物かごいっぱいにお菓子を入れるのを見ても笑顔でハッチに「名前は?」と聞いてくれました。

ものすごい元気なハッチが入ったら先生は最初大変そうかもしれませんが、女性でお母さんタイプの先生だったので、なんとかなるかもしれない!と思いました。

これから今日見学に行った小学校で就学時健診があります。

・・・なんとか間に合いました・・・




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グループ療育終了と小学校見学

 


ハッチは、同じ年長さんの発達障害の男の子5人のグループ療育を終了しました
本来は10回でワンクールなのですが、途中参加のハッチは全部で7回でした

最後は、大好きなホットケーキ作りで、お母さんたちは就学のことなどお話できるように子供へのご褒美のカード作りをしていました

次の10回ワンクールにも参加させて欲しいと希望したところ、また10月から参加させてもらえることになりました

皆さん、小学校には一度は行ってお話しているらしく、ママッチも10月に入って初めて学区の小学校の見学にハッチと行ってきました

発達障害のお子さんをお持ちの親御さんが悩むところは支援学級に入れるか、普通学級に入れるかだと思いますが、普通学級に入れてだめだったら支援学級というのは、子供も相当傷つくらしく、あと心配なのがいじめなどによる二次障害があると思います

普通学級で先生が一度言ったことをすべて理解して、準備ができるとは思えませんし、今の保育園では2歳児から一緒の子どもたちなので、いじめもなくみんなやさしい子たちばかりですが、小学校にいけばみんながみんなやさしくフォローしてくれるというのはないと思います。

いきなり何時間も勉強しなければいけないので、一年生はそれだけでかなりストレスでしょうし

支援学級では3人のお子さんが1人の先生に教えてもらっていました。(学年はバラバラです)

見学に行っていきなりハッチも授業に入れて頂きました
ハッチは「い」と「う」を書く練習です。
その教え方がとても勉強になりました。
どう見ても専門の知識のある先生だと思いました




支援学級ならではの机と椅子のスペースのほかに、一段上がったたたみのスペースがあってそこにはおもちゃもあり、ハッチはそのおもちゃが気になって仕方ありません

机に座って文字を書く練習もしますが、長続きせず、おもちゃのある畳の部屋に上がっておもちゃを物色していました(すご〜くくつろげそうなスペース)

それでも、先生がおっしゃるには、はじめから走り回るわけでもなく座ってやれるだけ全然いいですよと

その授業のあと休み時間になって、ほかのクラス大きい子も遊びに来ていました
支援級の子は休み時間は畳のスペースでおもちゃで遊ぶのがほとんどのようです。
ハッチは外で遊びたいと思うかもしれないので、やはりもう一人先生が着いてくださるとありがたいと思いました。

次の授業に入る前に、教頭先生と主任の先生とお話して、同居の予定があって、なるべく近くを探していますが、引っ越す予定があることもお話しました。

結果的に11月に色々県に出す書類があるため、決まったら連絡が欲しいと言われました。
ハッチが入ることにより、「自閉症・情緒障害」の子供のために先生がもう一人増えるかどうかがかかっているようで・・・

とにかく同居出来る家の物件をなんとか今月中に探すのが先決です

ハッチはとにかく小学校が気に行って、帰り道では号泣して(癇癪かな?汗)まだまだ学校にいたかったようです。なんども楽しかったねと言っていました

小学生になったら親も毎日勉強も見ないといけないでしょうし、もっともっと忙しくなりそうだな〜





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『僕には三人の母がいる。僕を生んでくれた母。育ててくれた母。そして、僕とその2人を結び付けてくれた母。』 


放送日: 10月18日(土)13:30〜14:55
放送局: 中京テレビ
取材制作:中京テレビ
放送地域:愛知・岐阜・三重

≪メインキャスト≫
●中村蒼 (主人公 山瀬健太)
●南沢奈央(妊娠中の大学生 城田紗枝)
●八木優希(奥田の娘 奥田めぐみ)
●鶴田真由(健太の実母 岡村みどり)
●宮崎美子(健太の養母 山瀬良子)
●室井滋 (NPOスマイルベビー代表 奥田貴子)

ハッチ少人数グループ療育教室6回目

今日は少人数の療育クラス6回目でした。
いつも保育園の先生にどうだったかをワードに入力してお渡ししています。
・・・手抜きで・・・名前だけハッチにしてそのままコピペします。

※「先生」というのは、ベテラン先生のことです。
生徒5人のクラスに若手先生が2人とベテラン先生が1人と計3人いらっしゃいます。




最初の30分位は自由遊びでその間に先生がひとりずつ母親に最近の近況を聞いて回るときに「最初と最期の挨拶の歌のときにいなくなるから、歌が苦手なのかな?」と聞かれました。

「音には過敏なほうかもしれません。テレビの前ではひとりで歌って踊ったりはしますが、みんなでが苦手なのか、大勢だとどの音を聞いていいのかがわからないかは、ちょっとわかりませんが…妹の泣き声を嫌がるときはあります」と答えました。

 

「運動会や遠足がいつもと違うから苦手なのか、いろんな音が聞こえ過ぎて誰の声を聞いていいのかわからないから苦手なのかわかりませんが不安になってしまうのかなとは思います」ともお話しました。

 

先生は音に対する聞こえ方の違いの認識を母親が知っているかどうかということも確かめながら話しているようです。ただ、単に運動会等で言うことが聞けないわがままな子と認識するのではなく、音に過敏なのかもしれないと親がわかっているかどうかの確認もあるのかなと思いました。

 

自由遊びは、折り紙を二枚だけ折って(本を見て、やじるしとDVDで覚えているオルガンを折りました)先生が私に話しかけてきたら、ハッチが教室をぐるぐる走りだしたので、また「この部屋は走ってはいけません」と先生に注意されました。

先生は、「○○しません!」ときっぱり言うので、ハッチは先生に対してちょっと(厳しい人と思っているのか)距離を持っているようですが、最期は笑顔で「先生さよなら〜」と言っていました。(教室が終わった充実感もあるのか?)

 

最初の挨拶の時間のときに「1番がいい人?」と名前を呼ばて貼る順番の希望を取りますが、それは言っている意味がわからないのか、無視していて、結局最期の5番目になって、自分の名前がかかれた札を取りに行って5番目(の一番下ではなく)変なところに貼り付けようとして、訂正されていました。

 

そのあと「とりくみ」でホットケーキづくりがあって、うちでもときどき、粉を混ぜたりとお手伝いしてくれたりするので慣れていたのか、興味があるのかちゃんと席に座っていました。(まずは、ちゃんと石鹸で手を洗い、アルコール消毒もしました)

 

先生がニンジンをすって、子供たちに順番にすってもらいましたが、みんな力入れるのが弱くてあまりすれないので、2回ずつやりました。

 

最初、卵、水を入れたボールを順番に混ぜ、次ににんじんをする作業を順番にして、粉とニンジンを加えたものをまた順番に10回位ずつまぜるというのをやってからホットプレートで焼きました。そのとき、ハッチが席を立ったので、また「熱くて危ないから立ったらいけません!」と先生に強く叱られましたが、「この〜」という怒りの表現の手(バイキンマンのマネ)をしただけで、パニックになることはありませんでした。


これが最初の教室のときだったら間違いなくパニックになっていたと思います。先生に叱られるのも慣れてきたというか、むやみに叱るわけではないので、どうして叱られたかはわかっているのかなと思いました。

 

白い粉がニンジンのすったものを入れるのでオレンジになって、かき混ぜるときもずっしり重くなったので、「白からオレンジになったね」とか「混ぜるのがさっきより重くなったね」と感覚を意識させている言葉を言っていました。

 

先生が小さなホットケーキをホットプレートにたらしたところで、焼いている時間は、ホットケーキがやけるまで・・・みたいな絵本をみんなに読んでいました。

ホットケーキがふつふつしてきたらひっくり返すということで、実際のホットケーキもふつふつしてきたので、先生と一緒にひとりずつまた順番にひっくり返すという作業をしました。

 

やっと焼けて、みんな順番にお皿にホットケーキをもらい、熱いながらもばくばく食べて笑顔を見せていました。あっという間でしたが充実していたようです。


※この日はとりくみはひとつだけで終わりました。



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ハッチ☆グループ療育5回目

 


今日は、ハッチの少人数でとりくみ(遊び等)を通して学ぶ療育の教室がありました




いつもは母子で一緒にとりくみますが、今日は、子供だけで母親は隣の部屋で、発達障害について、先生を交えて話しました。

発達、運動、情緒などに大切なのは・・・
7感(視覚、聴覚、触覚、味覚、臭覚、+固有覚、前庭覚)だそうです。

触 覚・・・皮膚から入る感覚、固い、やわらかいなど、外界を知ることができる感覚

固有覚・・・重さやギューっとされたのがわかるなど、自分の体のことや加減がわかる感覚

前庭覚・・・揺れや回転・傾きやスピードを感じる感覚で平衡感覚・バランス感覚

適切な行動をするには、色々な感覚がうまく統合されなくてはなりません





(頂いたプリントから引用)
家で出来るとりくみは、乾布摩擦、歯磨き、布団をたたむ、洗濯バサミを使く(洗濯物を干す)、ゴミだし(重いものを持つ)、花の水やり、かたい物を食べる、ジャングルジム、アスレチック、山登り、荷物を運ぶ、リュックを背負って歩く、レタスをちぎる、じゃがいもをつぶす、お盆に乗せて運ぶ、ジェル風呂、シーツブランコ、マッサージ等です。

普通の生活の中で出来ることをやっていくのがズボラなママッチには合ってるかも
いろんな刺激を与えるとか体験させるということが大事なんだと思います。


☆ハッチが「ママッチ〜お手紙」と言ってくれました!


エレベーターの絵も、一緒に手を添えて書いて練習したせいか、まるっこい数字もアルファベットもひらがなも一人で書けるようになりました
(本当は名前から覚えさせたかったんですが、まずは好きな絵や文字を書くことで練習になればと思い、好きなエレベーターを何枚も書いては、少しずつうまく書けるようになりました)

ついこの前まで「1」しか書けなかったのに

ひらがなは「ま」と「も」をよく書いてます。
「ま」の書き方はカタカナの「キ」を書いてから下の丸い部分を書いてます



☆ひとりで何も見ないで書けるようになりました。(ハッチ)





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ハッチ☆グループ療育の教室4回目

 
☆折り紙にはまるハッチ


先日、4回目のグループ療育○○教室がありました

ご挨拶の歌のときはまた、物置部屋に隠れてましたが、自分の名前をホワイトボードに貼るときになると出てきて、自分の名前を選んで貼ってました



☆ハッチの折ったキツネの面で遊ぶナナッチ


この日の「とりくみ1」は布の上にプラスチックのボールを数個入れて、親子で運び、箱に入れたら次に親が子どもの足首を持って子どもが手で移動して行き、お友達にタッチをして交代するというゲームでした

ハッチはニコニコしながら椅子に座ってママッチの隣で待つことができて、順番が来ると楽しそうにボールを運びました

ママッチがハッチの足首を持つと手で移動しますがすぐにへたります
(お友達はすいすいやってました)
手の力がいまいちなのか、感覚がわからないのかわかりませんが、初めての体験だったと思います。
2,3回へたりながらも皆が「がんばれ〜」と応援してくれて、最期までなんとか出来てお友達にタッチができました





みんなと一緒に出来ただけでもすごい成長〜

次におやつの時間になり、順番を待っておかわりもして、、、
でも、先生がおやつのゼリーに何か書いてある?の質問にわからないのか聞えないのか無視

ゼリーもうまく開けることができず、う〜んと唸っていると先生が「開けてって言ってくれれば開けてあげるよ」と言われ「あけて〜」と言って開けてもらってました





次の「とりくみ2」は色画用紙に魚等の絵を親子で書いて、ハサミで切って、クリップをつけてブルーシートの上にばらまき、長い釣り竿と短い釣り竿とどちらか選んでひとりずつ釣るという遊び。

一人ずつ順番に一匹ずつ釣って、釣れたら拍手〜
お皿に釣れた魚を置いて3,4周しました。

最期にそれぞれ釣れた魚を先生が披露してくれて終わりました


最期のご挨拶の歌になるとまた逃げてましたが、それが終わると出てきて「今日は楽しかったわね〜」と言ってました(プリキュアの影響かときどき女言葉のハッチ

ハッチがゲームに参加できてママッチも楽しかったわよ〜





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ハッチ☆グループ療育3回目☆

 
☆シンポジウム旅行から帰った日の夜描いたハッチの絵


シンポジウムで一泊旅行したあと、家に帰って来て、夜寝る前にハッチがこんな絵を描いてました
「木・雲・桜・海・太陽」と言いながら描いてました
桜というのは、ハッチが産まれた季節でもあり、なんで今、桜なんだろうと思いましたが、何か見えたビジョンなのかなと思いました



☆積み木で高速道路のトンネルを作るハッチ


ハッチは日常電車より車生活なので、高速道路も大好きです
とにかく周りにはぐるぐるの高速道路がいっぱいあります。

高速に乗ることの多いハッチは、高速道路の入り口でもらうチケットや、トンネルやSA・PAに興味があるようで・・・

シンポジウム旅行から帰った次の日はさっそく高速道路の入り口を積み木で作ったり、トンネルを作って遊んでいました





☆ナナッチ作の絵


ナナッチはハッチのそばで遊んだり、絵を描いたりしていました




そして先日、3回目の少人数グループ療育の○○教室がありました。

ご挨拶、おやつ、終わりのご挨拶のときは、なんとか椅子座っていられましたが、ゲーム(足ジャンケン・なべなべ〜・フルーツバスケット)のときは見ているだけで、出来ませんでした

保育園の先生には毎回、こうだったああだったと文章に残しお渡ししています。

「ゲームとかは出来ませんでしたが、おやつのときは張り切って、おかわりしたりしてました・・・」等とお話すると、「でもハッチ君はこのクラスが大好きでみんなもハッチ君が大好きですから」とハッチなりの成長を見守りましょうとアドバイス下さり、出遅れたスタートの上、まだ慣れない○○教室で何もかもみんなと同じようにできるわな〜と思いました

来年からは小学生で支援級クラスを希望なので、少しでも少人数グループの雰囲気に慣れてくれればそれでいいかなと



☆ハッチの保育園での七夕制作






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作業療法9回目10回目とグループ療育2回目

 



2013年12月から始まった作業療法も2014年6月(合計10回)で終わりました

最初はずっと走り回ってましたよね〜と先生に言われましたが、最期は先生の名前を呼んでコミュニケーション取れるようになりました

先生と1対1なので、パニックになるようなことはありませんでしたが、運動もパズル等も上手になって行きました。






作業療法の先生も少人数の団体での療育が必要ではないかということで、発達検査の先生とも相談させて頂き、今日がグループ療育の2回目でした。

療育センターのお誘いで、ハッチの通う保育園の園長先生と、担任の先生が見学に来てくださり、ハッチは「どうして園長先生と○○先生がいるの?」という感じでびっくりしていましたが、最初の自由遊びのときに大好きな折り紙をやり、先生にも見せて自慢していました。

先生もまた折り紙を折ってくださりかなりテンション高めでした







最初の御挨拶では隠れてましたが、名前をホワイトボードに貼るのはやりたかったようでそのときは席に座っていました。

挨拶が終わり、みんなで遊ぶ時間になるとまた物置に隠れてちらちら様子を見るように。。。

足じゃんけんとなべ〜なべ〜の遊びは入ることができず。(ママッチはやりました)


おやつの時間になり、それは何なく席に座りおやつをもらいお茶を飲んで最初のときとは全く違いだいぶ慣れてきていました。

次にフルーツバスケットならぬ(赤・青・黄の)色バスケットになり、ハッチとママッチは赤だったので、最初に赤の札を挙げられ移動

なんかよくわからないようでいて、なんとかママッチが指示しながら動き、椅子に座れず指示を出す立場にハッチがなってしまい、、、

楽しそうに教えてもらいながら指示を出して、みんなと一緒にゲームをすることができました。

まさか、二回目でそれができるようになるなんて〜とママッチ心の中でびっくり

最期のごあいさつではまた逃げてましたが、最初の泣きっぱなしに比べればなんと急成長したことか

園長先生と担任の先生にも保育園とは違うハッチを見て頂けたし、とっても良かったと思います。

療育センターのベテラン先生はやはり細かく見ていてくださり、すごいなと思います。
初回があまりに悲惨だったために、今日はよかったねと言って頂きました。

発達障害があるということで沢山の人に見守られながら成長できるということはとっても幸せなことだと思います

ハッチは生まれたときから沢山の愛情の中で育っているんだなとつくづく思いました




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